社員ブログ
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防災工事ってどんな工事?
今回は、土木工事の防災工事を紹介します。 土木工事のイメージは、山を削り、道路やトンネルを作る工事や、橋に橋梁を架ける工事、地下を掘り作業する上下水道工事、災害発生後に被災箇所を復旧する災害復旧工事などを想像すると思います。 一方、道路防災工事とは、道路への危険を未然に防ぐために行われる工事のことです。 例えば、山から大きな石が降ってきて道路に落ちないように予防したり、山の斜面が崩れてしまい大量の土砂を道路に流れないよう斜面の保護を行う工事です。 その中の工種の一つである、落石予防工 ロープ伏・ロープ掛の工事の紹介をします。 自然の山には、写真のような今にも落ちてきそうな岩がある場合があります。 このような、岩がある場合、道路や民家に落ちないようワイヤーロープ、ネット等を使用し、岩が滑動や転落しないように固定する工法です。 次に施工方法の紹介です。 防災工事は急斜面の場所が多く、人が歩いて上がることも難しい場所が多いです。 そのため、山の中にモノレールを設置し工事資材の運搬を行います。 資材をモノレールで運搬した後は、人力作業によりロープ等を設置します。 ロープ設置状況 完成 防災工事は、山の中でこのような工事を行っています。 岩や斜面が崩れてしまうと、とても危険であり大惨事となる場合がありますが、事前に危険な箇所を把握し対策しておけば、生活環境の安全性は確保されます。 あまり見る機会が少ない防災工事の内容を簡単に紹介させていただきました。 今後も引継き工事へのご理解・ご協力をお願いします。
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江山学園日記 番外編
映える写真ってどんな写真!? 番外編を担当します、写真初心者のツイ担です(。゚ω゚)ノ 今回の内容は 「いつもと違ってインスタ映えする感じの写真を撮ってみよう!」 という鶴の一声で始まりました。 ちなみにインスタ映え…映える写真…?映えるって……??とぐるぐるしながら撮っていたのであたたかい目で見てください [caption id="attachment_2620" align="alignleft" width="512"]足場の解体はじまり[/caption] [caption id="attachment_2622" align="alignleft" width="512"]光差し込んでる!かっこいいの撮れそう!って撮影したら思ったより明るくて驚いた[/caption] [caption id="attachment_2619" align="alignleft" width="512"]誘導員さんの頼もしい背中[/caption] こうしてみると個人的にコントラストがしっかりした感じの写真が好きだなって思いましたが、イメージ通りに撮れたものは少なくてまだまだ練習が必要ですね🤔 でも、当たり前になっている仕事風景でも見方を変えてみると全く違うものが見えてくるので楽しかったです! もしもこの記事が好評だったらいろんな人に現場で撮影してもらおうかな~なんて密かに考えていたりいなかったり…… それでは( ・ω・)ノシ
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熱中症予防強化期間にはいりました
ゴールデンウィークも明け、仕事が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 連休中は今年は最初こそ雨空でしたが、後半につれ気持ちの良い青空が広がり、過ごしやすい連休だったと感じました。 少し前までは「春が来た!」とばかりに咲き誇る桜や芽吹きだした新緑を愛でていましたが、 春は駆け足で過ぎていき・・・熱中症の予防強化期間にはいりました。 本格的に暑くなる時期に準備しているのでは遅い!とのことで、この期間に入る前に準備を終わらせるようにしています。 熱中症ですが、ここ最近は普通に生活している中でもよく耳にするようになったのではないでしょうか。 屋外・室内ともに、仕事中はもちろん、私生活においても注意しなければならないことです。 土木工事現場での作業は基本屋外での作業となるため、直射日光下での作業も多く、特に重点的に対策をとるようにしています。 熱中症対策についてですが、当社では本格的に暑くなる前に、熱中症の対策グッズなどを事前に準備するようにしています。 ここ最近よく耳にするようになった「経口補水液」などもその一つになります。 また、「水分をこまめに取る」「塩分を必要に応じて補給する」ことが出来るよう、現場に写真のようなものも準備しています。 [caption id="attachment_2326" align="aligncenter" width="660"] Exif_JPEG_PICTURE[/caption] 左からスポーツドリンク、給水器、麦茶、塩分補給用の食品(飴など)、WBGTを測るための温度計です また、実際に熱中症に警戒が必要な日(暑さ指数(WBGT)が25°以上のとき)は、現場に熱中症を防ぐためのものを設置するようにします。 この現場は休憩スペースに日陰を作るテント、給水器、送風機、塩飴を準備している例になります。 ユニットハウス式の休憩小屋が遠い場合は、現場付近にテントを設置して休憩所としています。 現場付近の休憩所に給水器を設置しています。 発電機で電気を確保し、冷水がいつでも飲めるようにしています。 こちらは熱中症対策キットの中に入っている、簡易体温計です。 熱中症になった時は、時に40℃を超える高熱になることもあるそうで、熱中症の症状の確認用に準備したものです。 使い捨てのようにも見えますが、繰り返し使えるとのことで、個人用に持っているもの良いかもしれません!(コロナ対策にもなるかも!?) 熱中症は暑さに慣れていない、7月に多発するそうです。 ただ、ここ最近は5月6月でも真夏日となることもあり、早めの準備と対策が必要です。 今年の夏も熱中症ゼロとなるように頑張ります! 連休後半は照り付けるような暑さでした!
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江山学園日記No.6
お久しぶりです。 江山学園日記、2か月ぶりの更新になりました。 この2か月でググっと順調に工事は進んでいます。 さてさて今回の内容ですが、4月22日に実施した現場内での地震発生時の避難訓練の様子をご紹介します!! なぜ地震発生時の避難訓練?と思う方もおられるかもしれませんね 最近大きい地震が増えていることもあり、工事現場内での避難場所・避難経路を決めて安全に避難ができるようにしておこう! ということで実施しました。 今回の想定は震度5強、鳥取県中部地震の時の鳥取市の震度です。 以下、訓練状況です 「地震が発生しました。身を守る行動を行ってください。」と地震発生の合図を現場職員が行い、訓練スタート! まず電源を切る等して使用していた機械・工具が危険のないようにします。 そして、現場内では頭を隠せる場所がないことが多いので、脚立などの倒れやすいものから離れてしゃがんだりして身を守る行動をとりました。 続いての「揺れがおさまりました。避難を開始してください。」という現場職員の合図で指定した避難場所に慌てず避難し、各協力会社ごとに整列・点呼を行いました。 [caption id="attachment_1766" align="aligncenter" width="512"] 建物の外へ避難開始[/caption] [caption id="attachment_1768" align="aligncenter" width="512"] 指定した避難場所に集合している様子[/caption] [caption id="attachment_1769" align="aligncenter" width="512"] >整列・点呼[/caption] [caption id="attachment_1770" align="aligncenter" width="512"] 訓練の感想や反省点、鳥取県中部地震の時の話などを所長から全体へ[/caption] 「地震が起きたらどのような行動をするか」というのは頭で考えたり理解したりしていても、実際に起こると驚きで行動できないこともあるので日頃からの備えが大切だとあらためて実感した避難訓練でした。
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始まりの春 ~ 日置川河川改修工事(河道掘削)がはじまりました
新年度も始まってから月半ばまで来ました。 春から新しい環境や新しい仕事が始まった方も多いと思いますが、皆さん少し落ち着いてきた頃でしょうか。 月半ばごろから汗ばむような日も続き、すっかり季節が変わったことを実感する今日この頃です。 先週の建築部の春の便りのバトンを今週は土木部が引き継ぎましたので、工事現場の状況も交えて紹介させてもらいたいと思います。 まずトップバッター! 鳥取市内の袋川土手の桜! 夜桜 花筏とまではいきませんが、水面に浮かぶ花びらが集まり始めていました。 鮮やかな緑が目に優しい季節となり、 現場付近でも続々と春のいきものが芽吹き始めてきました。 現場付近の河原にて つくし 四葉のクローバーを探せ 工事現場付近の広場に タンポポが一面にひろがっていました 新年度になり、新しい工事がいくつかスタートしました。 その中のひとつである、 日置川河川改修工事(河道掘削)について簡単に紹介させてもらいたいと思います。 本工事では、青谷町善田地内の日置川の河道掘削を行います。 「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速対策」として、青谷町善田地内の日置川において 主要洪水等に対して氾濫を防止する目的で、河川内の堆積土砂の撤去を行う工事です。 担当者:工事が始まったばかりなので、気を引き締めて 無災害で現場を施工できるようにがんばります! 春が過ぎ去ると次は梅雨の時期です。 近年この時期に大雨が降ることも多く、河川氾濫防止を目的とした本工事は重要なものだと思います。 では最後に、袋川土手から 次の春に向けて芽吹き始めた桜を添えて土木部のターンは終了です! - 袋側土手 葉桜 - 次回、総務部よろしくお願いします!!!
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蒲生川河川改修工事
3月も最終週になり、いつのまにか令和3年度も終わろうとしています。 気温も高くなり過ごしやすい日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は、岩美町で2月に着手した、蒲生(がもう)川の河川改修工事の様子をご紹介します。 本工事では蒲生川の治水工事を行っています。 この蒲生川ですが、中流域には山陰最古の温泉といわれている岩井温泉、河口には松葉ガニで有名な網代(あじろ)漁港がある、岩美町に住む人たちにとって無くてはならない大切な川です。 しかし、古くから洪水被害にみまわれてきた場所で、以前から治水工事が進められてきました。 治水工事とは、水害を防ぐための工事のことです。 「治水(ちすい)」というのは「水を治める=おとなしくさせる」という意味です。 本工事では、新設堤防となる箇所の護岸工事等をメインに行っています。 護岸工事の様子 工事は、8月末完成予定となっています。 まだまだ始まったばかりですので、 無災害で終わることができるように引き続き頑張ります!!
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青谷かみじち史跡公園展示ガイダンス施設新築工事(重要文化財棟・建築)
3月、春、弥生ですね。 弥生、弥生時代…… 弥生時代といえば、青谷弥生人の青谷上寺朗とそのそっくりさんの募集が話題になりました。 今回はその話題になった青谷上寺地遺跡で現在行われている青谷かみじち史跡公園展示ガイダンス施設新築工事(重要文化財・建築)についてご紹介します。 [caption id="attachment_2399" align="alignleft" width="611"] 外観東側(鳥取県提供)[/caption] 東側から見た外観イメージ図です。 イメージ図の左側が楽しみながら青谷上寺地遺跡を知ることができる「ガイダンス棟」、右側が出土品を収蔵・展示する「重要文化財棟」になっており、当社は大和・懸樋特定建設工事共同企業体として重要文化財棟の建設に携わっています。 [caption id="attachment_2400" align="alignleft" width="611"] 重要文化財棟ロビー(鳥取県提供)[/caption] 重要文化財棟ロビーの完成イメージ図です。 重要文化財棟では、青谷かみじち史跡で発掘された様々な出土品が展示されます。 開放的な吹抜空間のロビーは、やわらかな曲線を描いた階段で上下階を結びます。 ガラス越しにガイダンス棟や史跡公園が見え、展示室へとつながる導入部として展示への期待感が高まる計画としています。 また、因州和紙の照明や左官壁など、鳥取ならではの材料を用いて「鳥取らしさ」を感じていただける空間です。 写真は先週行われたインターンシップの現場見学の様子ですが、 現在、基礎工事が順調に進んでいます。 3月の県政だよりにも特集「よみがえる弥生の王国」として青谷上寺地遺跡についてはもちろん、ここに掲載した以外のイメージ図が載っています。 鳥取県のホームページからバックナンバーが閲覧可能ですので、気になる方はぜひご覧ください。 それでは、次回更新をお楽しみに!
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⼯事完成に向けて(ダブルレインボーの出現!)
令和3年度もあと1か月となりました。 先週まではまだまだ冬型の天候が続き、ここ最近では珍しく2月下旬までまとまった積雪がありましたが、今週からようやく春の足音が聞こえはじめた気がします。 私が携わっている岩美道路関連の工事現場は現場作業が完了し、現在片づけや書類整理の作業を進めています。 本工事のメイン構造物である、日野谷川上部にかかるアーチ状のコンクリート構造物で作られたトンネルが完成しました。 この構造物は、東浜トンネルと牧谷トンネルの間にあります。 この上を現在開通が進められている岩美道路(牧谷IC~東浜IC)が通ることになります。 こちらは、以前現場事務所付近に現れた虹を撮影したものです。 虹が2重に見えるダブルレインボーは、非常に珍しい現象です。 通常の虹は、雨上がりなどに太陽光が水滴の中を1回反射してみることができます。 水滴が大きい場合など条件が整うと水滴の中を2回反射してもう1つの虹が外側に見えるとダブルレインボーになります。 ダブルレインボーは、ハワイなどで古来から幸せのサインとして親しまれてきました。 エンジェルサインと信じられており、願いを叶え、努力を実らせてくれる力を持っているとされているそうです。 今回は、5か月前に現れたのですが、工事完成に向けて、現場スタッフへの幸せのサインだったのかもしれません。 このダブルレインボーの言い伝えが示すように、努力が実るように最後の最後まで気を抜かず集中していきたいと思います。
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江山学園日記 No.5
2月もあっという間に最終週になりました。 もうすぐ3月というのに止まない雪、ホワイトアウトする視界、山のように積もる雪。 春が待ち遠しくなる毎日ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。 江山学園では各階のスラブコンクリート打設が2月3日から順次行われました。 [caption id="attachment_1758" align="alignleft" width="1600"] 屋上デッキスラブコンクリート打設状況[/caption] [caption id="attachment_1759" align="alignleft" width="1600"] 3階デッキスラブコンクリート打設状況[/caption] [caption id="attachment_1760" align="alignleft" width="1600"] 1階土間スラブコンクリート打設状況[/caption] スラブのコンクリート打設は、概ね午前中を目途に打設を完了し、その後は左官さんが天端の金コテ押さえを行います。 冬場は気温が低いため、コンクリート表面の水引きが遅く、左官さんは夜間まで金コテ押さえの作業を行います。 もうひとつ、冬場のコンクリートで注意が必要なのが打込み後のコンクリート温度の管理です。 建築工事では、コンクリート打ち込み後から5日間、コンクリート温度を2度以上に保つ必要があります。 冬場は夜間から早朝にかけて気温が氷点下になる場合もあるので、 コンクリート温度が下がらないように現場ではいろいろな工夫をします。 今回はコンクリートを打設した直下の階にジェットヒーターを設置して採暖養生をしました。 ジェットとつくだけあり、家電のヒーターと違ってかなり強力です。 温めた空気が外に逃げないように写真のように全面をシートで覆います。 ジェットヒーター使用中のデッキプレート裏の気温は10℃まで上がっていました。 この時の外気温は2℃だったので、効果抜群ですね。 また、コンクリート温度を実際に計測するためにコンクリート温度計で管理しました。 熱電対という電線をコンクリートの中に埋め込み、コンクリート温度を計測します。 山陰の冬は毎日気温が低く降雪の影響も受けるので、コンクリートの養生には毎回苦労しますが、 この様に見えないところでも建物の品質向上のためのいろいろな工夫をして工事を進めていきます。 今回は、スラブコンクリート打設の状況を紹介させていただきました。 今後は外壁のALC工事が始まり、どんどん建物が完成に近づいていきます。 また近況はTwitterやブログでお知らせします。
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寒桜
昨年11月より、国史跡青谷上寺地遺跡整備事業の一環として、令和5年秋頃オープン予定の「重要文化財棟」の新築工事が始まりました。 上寺地(かみじち)遺跡といえば最近は青谷弥生人そっくりさんでニュースになったので耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。 建てられるのは、青谷上寺地地区の地中から弥生時代の生活に携わる出土品を展示する重要文化財棟(博物館)と、この弥生時代の人々の 生活を学習するガイダンス棟を併設した建物です。 今回は現場の周辺をご紹介します。 現場の川向こうに寒桜が咲き始めました。 青谷の寒桜はグーグルマップでも「岩本の寒桜」として表示される由緒ある観光名所です。 他にも「日置谷の寒桜」も知られており、青谷町は寒桜の有名な場所です。 この寒桜は2月中旬にかけて満開になるみたいなので、一足早いお花見ができます! 現場は現在3月のコンクリート打設を目指し基礎工事中です。 今後の更新をお楽しみに!
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