社員ブログ
blog
-
舗装修繕工事 現場完了
年の瀬も迫り、令和3年最後のブログ更新となりました。 今年最後の更新は、先日終了した舗装修繕工事の紹介をさせてもらいたいと思います。 国道9号線小沢見工区と浜村工区の2箇所について、舗装修繕の工事を行いました。 工事の内容としては、ひびわれ、沈下等などで傷んだ舗装を削り取って、新しいアスファルトにするという工事です。 8月26日より既設舗装のひびわれ等の調査を行い、工事を進めてきました。 舗装切削・舗設は11月10日から開始し、天候に左右されながらの夜間施工でした。 <路面掘削状況> <アスファルト舗装新設状況> 雪が降る前に無事施工が終了しました。 <完成(小沢見工区)> <完成(浜村工区)> 工事場所は日本海の海沿いで、冬季は特に北風が強く波も高いです。 <現場付近の海岸の様子> 機会があれば新しい舗装を通行してみてください。 (風が強い為、走行時は飛砂などにご注意ください)
-
江山学園日記 No.3
年の瀬も近づいてきました みなさんいかがお過ごしでしょうか 前回の更新から3か月、現場では基礎工事が終了しました! と、いうことで基礎工事の後はいよいよ鉄骨の建て方に行くわけですが… 先日、工場で製作している鉄骨の製品検査があり、私も工場見学を兼ねて同席させてもらいました 製作工場は、株式会社尾崎さんです 大きな工場の中には完成品や、まだ組立途中のもの等様々な鉄骨が置かれていました 建物の柱です BCR295と呼ばれる材質のコラムで、サイズは400×400だそうです 3階建てのため、組立後の全長は、11.75mにもなります! 柱を支えるベースプレートと呼ばれるものです 今回は、ベースパック柱脚工法が採用されており、この鉄板の厚みは48㎜もあるそうです 写真では伝わりにくいですが、とにかく思ってた以上に大きかったです!! 人と鉄骨の柱を比較するとこのサイズ感が分かってもらえますか? まだ製作途中の製品も並べられてます ばらばらだった鉄骨の材料が、所定の寸法に加工され、溶接で組み立てていくそうです いわれてみれば当たり前の流れなんだけど、実際に工場でその過程をみてみると「へー…すごいなぁ」ってなりました 鉄骨溶接ロボットも見させてもらいました この丸い台に柱をセットして回転させながらロボットが自動で溶接するそうです!! 作業所長は、製品検査をがんばっておられました💪 良い製品ができていたそうです 工場内をじっくり見学させていただくのは初めてだったのですがスチームパンクのような世界観が好きな私にとってはとてもワクワクする体験でした⚙ 今日から鉄骨の建方が始まりました またTwitterやブログで進捗を報告します!
-
年末に向けて交通事故防止を!!
今年も残すところあとわずかになりました。年末に向けて飲酒の機会が増えるこの時期は、飲酒運転による交通事故の発生が懸念されるほか、時節的な慌ただしさや帰省・旅行による交通量の増加、冬道特有の積雪や凍結等に起因する重大事故の発生も予想されます。 12月13日から22日までの10日間で年末の交通安全県民運動が実施されています。運動の重点は、夕暮れ時と夜間の交通事故防止、自転車の安全利用の推進、飲酒運転の根絶、横断歩道における歩行者保護の徹底の4つです。 この時期は一年を通じてもっとも日が暮れるのが早いため、昼間より速度を落とした運転と、前照灯の早期点灯を心掛けましょう。 飲酒運転の危険性・悪質性を認識し飲酒運転は絶対しないよう意識を持ちましょう。 横断歩道付近は減速して歩行者の有無を確認し、信号機のない横断歩道で歩行者が横断しようとしている場合は、一時停止して歩行者の横断を優先しましょう。 コロナ禍が落ち着き、今後年末にかけて交通量が増加すると予想されます。 何かと慌ただしくなる年末ですが、運転者・歩行者ともに時間に余裕を持ち、落ち着いて安全に行動することで交通事故を防止しましょう。
-
岩美北野球部が⼤健闘!
弊社、国道178 号(岩美道路)の⼯事で岩美北⼩学校の美化活動等を通じ応援していた「岩美北スポーツ少年団野球部」が、9 ⽉に開催された中国ろうきん杯学童軟式野球⿃取県予選会を優勝し(ツイッターでも紹介させてもらってます)、12 ⽉4・5 ⽇に広島県で⾏われた中国ろうきん杯学童軟式野球中国⼤会で⼤健闘されました! 球場はなんと、プロ野球の広島カープ本拠地MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島から開催されました。 プレイボール!! 結果は、準決勝で⼭⼝県のチームに3-0で惜しくも負けてしまいましたが、中国⼤会で3位という好成績を収められました。 ⼯事を通して、関りを持てた地域のスポーツ少年団が活躍していると、こちらも元気をもらえます。 中国⼤会3位おめでとうございます。 これからも活躍してくれることを願っています。
-
紅葉
現在、鳥取県東部では国道178号「岩美道路」の開通に向けた工事が多数施工されており、弊社も橋梁下部工事や盛土工事などに携わっています。 以前、岩美道路の工事現場での出来事を紹介させてもらいましたが、 工事も大分進み、完成へ向けて盛土工事が進められています。 天気が良い日は絶好の盛土日和です。 ふと近くの山を見ると紅葉が大分進んできていました。 紅葉の名所のような圧倒的な美しさは無いですが、どこかほっとする景色だなと思います。 ただ、この寒暖差により起こる淡い色合いはこれから訪れる冬の前触れ。 先週末はみぞれ混じりの雨となり、場所によっては雪が積もりました。 今後天気とにらめっこの日が多くなりそうです。
-
ボランティア活動&土のう製作訓練
毎月第3金曜日はボランティアロード(美化清掃活動)の日です。 ということで朝から近隣歩道のボランティア活動開始!! 今月からビブスを着用して作業しました!! ボランティア活動後、土のう製作訓練が実施されました。目的は実際に災害が発生した際に慌てることなく 誰でも土のう製作が出来る知識と技術を身につけるためです。 それでは訓練の様子をご紹介します!! まずは防災指導員に任命されている土木部のスタッフから土のうの作り方を実際に見せてもらいました。 2人1組で1人が袋を持ち、もう1人が土を入れます。 袋の半分を目安に土を詰めた後・・・ 袋をひもでしっかり結び、閉じます。 では訓練開始です!! 土のうを作ったことがない人を中心に指導員に教えてもらいながら作業しました。 過日、国土交通大臣より優秀施工者(建設マスター)として顕彰された技能者が率先して指導員とともに指導に加わっていました。 最後に土のうを積む訓練を実施しました。 積み方のポイントは ・結び口は内側に折り込むようにする ・下段と上段が互い違いになるように積み重ね、隙間をなくすために土のうを足で踏み、固める ことです。 昨今自然災害が頻発しております。実際に土のうを作らなければならない状況がくるかもしれません。 万が一に備えたこの土のう製作訓練は大切だと改めて感じました。
-
若桜町研修会に参加して
今回は鳥取県建築士事務所協会東部支部(一木会)・鳥取県建築士会東部支部 合同で開催された研修会に参加しました。 今年8月に重要伝統的建造物群に指定された若桜町若桜地区および三百田住宅などと、若桜駅ほか多くの駅舎やプラットホーム等の関連施設23か所が国の登録有形文化財にしている若桜鉄道とあわせての視察研修でした。 AM9:45 若桜線「八頭号」に乗り出発 隣のホームには「瑞風」が停車中でした こっちのほうがいいな~なんて 途中で、隼駅が聖地になっているスズキの隼がラッピングされている「隼号」にも会いました 登録有形文化財に指定された「若桜駅」 [gallery columns="2" size="medium" ids="2416,2417"] 若桜駅にある「わかさカフェ」いい感じ 若桜駅待合室 皇室仕様に塗装されているSL「C12167」昭和13年日本車両製 8年車検で、車検代1億5000万円かかるそうです 運転室内は機械・メーターだらけ 1万円払えば実際に走らせことができるそうです 若桜町若桜伝統的建造物群保存地区の研修 昼食は「とんかつdining café 新ARATA」 カリヤ通りにある125年前の古民家を改装したお店 若桜町吉川地区で育てた吉川豚を使った上ロースカツ定食、とってもおいしかったです 県指定保護文化財「三百田氏住宅」 若桜町吉川で古くから庄屋の家で、昭和58年に寄贈されました 播州赤穂の大工によって建てられた、江戸時代中頃の建築様式を窺うことができる貴重な古民家です 若桜町指定有形文化財「若桜町歴史民俗資料館」 若桜の中心街にあった「合資会社若桜銀行」の建物として、明治40年に創建されたもので明治時代の典型的な土蔵造りです [caption id="attachment_2426" align="alignleft" width="640"] 福助が鎮座していた[/caption] 国登録有形文化財・土木学会選奨土木遺産「若桜橋」 昭和9年7月31日完成 鉄筋コンクリートでつくられた長さ83.3m、道路幅5.5mのアーチ橋 工事費は昭和9年当時で約4万6千円(現在の金額で1億5千万) 昭和おもちゃ館 レトロなおもちゃ、駄菓子がいっぱいありました 若桜民工芸館(築100年の古民家を改修、土鈴2000点展示)の庭 素晴らしい庭でした 今回は、若桜をテーマに登録有形文化財に指定された若桜鉄道を使い、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が監修のもと改修された待合室等、レトロな雰囲気の中で時代にマッチした若桜駅を視察。 そして、今年8月に重要伝統的建造物群に指定された若桜町若桜地区の研修及び視察、次に県指定保護文化財三百田住宅などを巡り、カリヤ通り・蔵通り等伝統的な街並みの保護の重要性、木造建築、また匠の技のすばらしさを、また、国登録有形文化財「若桜橋」を視察により、いつも車で何気なく通っている橋の美しさ、重要性を改めて感じました。 いろいろと為になり、楽しめる部分が多いのでまた企画して行ってみようと思います。
-
日ノ丸産業本社建替工事 竣工式番外編~贈答品コースターができるまで②~
今回は【前回記事:日ノ丸産業本社建替工事 竣工式番外編~贈答品コースターができるまで①~ 】の続きで智頭杉コースターにレーザー加工していただいた企業をご紹介します。 この度、加工していただいたのはあすなろ手芸店さんです。 場所は智頭町の旧山形小学校の中にあり、鳥取で国産材を使ったウッドパーツを製造・販売しています。 実際にレーザー加工している様子を見せていただきました。 https://youtu.be/NKcj66d3NPs また旧山形小学校の中にある智頭林業資料展示室にも行ってきました。 当時使用されていた用具、資料等が展示されており林業の実態がよく分かるものとなっておりました。 下の写真は折り尺といって薄くて細長い木に目盛りを付した物差しで、持ち運ぶときには折り曲げて、使うときに伸ばすようにした ものです。コンベックス(メジャー・巻き尺とも呼ばれる)が普及していなかった当時はこの折り尺が使用されていたようです。 ちなみに旧山形小学校なのですが国登録有形文化財で、昭和17年に建てられた木造の小学校で、81mもの長い廊下が特徴となっています。思わず雑巾がけをしたくなってしまうのは私だけでしょうか。 みなさんもお時間があるときにぜひ立ち寄ってみてください。
-
大友会 社員研修旅行
家に帰るまでが社員研修旅行です!! どうも、犬派か猫派かを問われると選べないよ!って答えるツイ担です(。゚ω゚)ノ 社員研修旅行が10月30日に開催されました。 新型コロナウイルスの感染者数も減ってきてようやく開催することができました! 今回の研修の目的は、あの新国立競技場を設計した建築家・隈研吾とCLTを巡る旅です。 そもそもCLTって?と思われる方もおられると思いますが、CLTとは、ひき板を繊維方向が直交するように積層接着したパネルです。 ということで、今回は岡山県真庭市の蒜山にある隈研吾さんが設計したCLTパビリオンと、そのCLTを制作してる銘建工業株式会社さんを見学させていただきました。 それでは研修旅行の様子を振り返っていきましょう! 朝8時、参加者は全員が乗車前にアルコール消毒を行い、岡山に向けて出発しました。 バスに揺られること約2時間 研修1か所目の銘建工業株式会社さんに到着しました!! 大会議室にて会社概要・CLTの説明を聞いた後、2班に分かれて本社社屋の見学をさせていただきました。 本当に会社?というくらいオシャレな建物で、木のいい匂いでした✨ その後、CLTを使用して作られた休憩所のある久世駅を経由して銘建工業CLT工場に向かいました。 定休日だったこともあり工場は稼働していませんでしたが、保管している木材の乾燥を防ぐために水を噴霧している様子やそれぞれの機械の役割を聞いたり、フィンガージョイント(ギザギザの継ぎ目)の頑丈さを体験しました。 完成品は幅1.8m以上、長さ8m以上になるので仕上は板を貼り合わせる前に行っていることや、そこから注文のサイズに切り分けたりする特殊な機械があること、最後は人の手で行われていることに驚きました。 [caption id="attachment_2544" align="aligncenter" width="512"]特殊な製材機が置いてあるフロア[/caption] [caption id="attachment_2545" align="aligncenter" width="512"]CLTがたくさん積み上げられていた[/caption] [caption id="attachment_2546" align="aligncenter" width="512"] フィンガージョイント[/caption] [caption id="attachment_2547" align="aligncenter" width="512"] まっすぐ引っ張るとなかなか抜けない[/caption] お昼ご飯は蒜山高原センターのレストランでジンギスカンをいただきました! 食事のあとに風の葉で記念写真を撮影して、自由行動になりました。 皆さん時間までお買い物をしたり、GREENavel HIRUZENを心ゆくまで見学したりと思い思いに過ごしていました。 [caption id="attachment_2549" align="aligncenter" width="512"]奥に見えるのが「風の葉」[/caption] [caption id="attachment_2550" align="aligncenter" width="512"]風の葉の中はこんな感じ[/caption] サイクリングセンターの建物 この建物は、茅葺き屋根で使うあの萱が天井に貼ってありました! 屋根に使うものを天井に使うって発想がすごいし建物になじんでました! 敷地の中の片隅にはトレーラーハウスが置いてありました。 これは展示品? さりげなく隈研吾氏のサインがありました! 「隈研吾展 ネコの目で見る公共性のある未来」の様子 会場内のあちこちにネコのパネルがあるかと思ったら、模型の中にもたくさんのネコがいました! 模型もすごく細かくて驚きました。 一体何匹いたんでしょうか…ネコちゃん…… [caption id="attachment_2557" align="aligncenter" width="512"]1つ上の写真の中にいるネコ[/caption] 最後は鏡野町の山田養蜂場ぶんぶんファクトリーでお買い物タイムでした。 ニホンミツバチがオオスズメバチに立ち向かっている熱殺蜂球の様子を再現したオブジェのインパクトがすごかったです。 [caption id="attachment_2561" align="aligncenter" width="512"] 手前が二ホンミツバチ、奥がオオスズメバチ[/caption] [caption id="attachment_2562" align="aligncenter" width="512"] オオスズメバチのオブジェの大きさは4.7m[/caption] 無事に社員研修旅行は終了しました!! 銘建工業さん、見学させていただきありがとうございました。 銘建工業さんHP: https://www.meikenkogyo.com/ 弊社施工のCLTを使用した建物 日ノ丸産業株式会社 本社建替工事 竣工式 それでは今回はこの辺で( ・ω・)ノ Follow @Daiwa_tottori
-
浜崖後退抑⽌⼯ サンドパックの施⼯をおこないました!
「サンドパック」というまだあまり知られていない⼯法での施⼯を⾏いましたので、簡単に紹介したいと思います。 サンドパック施工(完成) 国道9 号浜村地区の海岸において、令和元年12 月27 日~令和2 年1 月1 日の強風および高波により海岸が浸食され、 歩道部30m が崩壊、防護柵破損、情報ボックス露出等の被害が発生しました。 この災害の復旧工事として、護岸のための波返しコンクリートを延長する工事とともに 砂の流出を防ぐ浜崖後退抑止工としてサンドパックの施工を行いました。 「サンドパック」ですが、初めて耳にする方も多いのではないかと思います。 これは養浜用材料となる砂を土木用繊維でできた特殊な大型の土のうに入れ、汀線(海面と陸地との境界線)付近に設置する工事の事で、 近年頻発する浜がけ(浜崖)の進行を防ぐ対策として考案された工法です。 鳥取県の情報サイト「とりねっと」でも紹介されています。 上の写真の茶⾊っぽいものがサンドパックですが、⼈の⼤きさと⽐較していただくとわかると思いますが、結構⼤きいです。 実際に施⼯してみて、完成したサンドパックはサイズ以上に⼤きく感じられました! “砂を詰めた⼤型の⼟のうを汀線付近に設置する”とありますが、 実際のサンドパックは1 つでも幅2.4m、⾼さ1.5m、延⻑は何と20m程度あり、砂を詰めてからでは動かすことはできません。 このため、空の状態のサンドパックを所定の位置に敷設し、ポンプで砂と海⽔を吸出しながらサンドパックの中に詰めていき、 所定の⼤きさまで膨らませていくといった作業を⾏います。 砂を詰める前はぺしゃんこですが どんどん砂が詰まっていき・・・ 最後はこんな感じになります。 施⼯していて⼤変だった事の⼀つが「砂が均⼀に⼊るようにすること」です。 サンドパックには砂を投⼊する⼝が数カ所あるのですが、⼝を付け替えながら、⼝と⼝の間にも砂が均⼀にいきわたるように「⽔みち」をつくります。 この⽅法ですが、「サンドパック上で皆であしぶみ」をすることです! 砂に振動を掛けることで⽔が通る道ができ、きれいな形のサンドパックが出来上がります。 施⼯中は無⼼で「⽔路ができる」ことを考えながら⾜踏みしていましたが、はたから⾒るとちょっと変わった光景だったかもしれませんね! 皆であしぶみ! 現場付近ですが、海に沈む⼣⽇が綺麗で、なかなか⾵光明媚な場所でもあります。 今回の災害復旧⼯事で⾏った対策により、今後同じような災害が起こることなく、より安⼼して⽣活できる環境になるのではないかと思います!
お問い合わせ
contact