社員ブログ

blog

11月04日(水)

日ノ丸産業株式会社本社建替工事における構造体となる大断面集成材 の製品検査を、施主様3名、監理者2名とともに福島県郡山市田村町にある「藤寿産業㈱」で行いました。

 

 

○大断面集成材 製品検査

検査前にミーティングを行い、製品の確認・工場見学をさせていただきました。
検査内容としては、寸法や連結用の孔の位置が正しいか、外観や含水率の確認を行いました。工場見学では製造工程、接合部の接着性能検査を見学しました。

 

 

(柱の検査状況)

(梁の検査状況)

フィンガージョイント部検査中の様子(音が出ます)

力を加えた時にフィンガージョイント(ギザギザの部分)で部材が破断しないか確認する接合部の検査です。

 

集成材は中から外にかけて、徐々にラミナ(ひき板)の強度が高くなっています。

ラミナ(ひき板)の境目に見える茶褐色の線はグル―ライン(接着層)と呼ばれ、接着剤(レゾルシノール)を使用した証拠になります。

 

 

 

この工程はラミナ(ひき板)を接着剤で接合し、1つの部材としている集成材の製造工程です。 

 

 

 

○集成材を用いた建築物の見学

次の日は、集成材を用いた建物の見学をさせていただきました。

上段から国見町役場、福島県農業総合センターの交流棟です。

 (国見町役場 外観)

 (国見町役場 内観)

 (福島県農業総合センター交流棟 外観)

 (福島県農業総合センター交流棟 内観)

 

外観・内観ともにデザイン性とそれに伴った機能性等、様々な工夫が施してあり、とても良い見学をさせていただきました。良いところは本工事に少しでも活用できればと思います。

工場検査・見学を通じて福島県の木材利用促進へ向けた積極的な姿勢を感じることができました。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

一覧へ戻る