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こんにちは。

今回のブログ担当、土木部のYです。

 

過酷な暑さだった夏が過ぎ、秋が足早に通り過ぎて行っている感じがする今日この頃です。

夏は暑すぎて景色をあまり見ることもなかった気がしますが、

秋晴れの下でいろいろな草木が花咲いているの見ると心が洗われる気がします!

 


 


 

 

 

さて、涼しくなり出してから咲き出す花はいろいろありますが、

最近とてもよく目にする黄色い花があります。

 


 

これ、セイタカアワダチソウというのですが、

学名はキク科アキノキリンソウ属セイタカアワダチソウといい、和名では背高泡立草というそうです。

 

名前にもあるように、場合によっては2mを越した背丈に成長し、一説によっては秋の花粉症の原因にもなると噂されたあれです。

(花粉症の原因はとんだ濡れ衣だったそうですが)

 

草刈りを行うと必ずと言っていいほど彼らが群生している場所を目にしますが、

今の時期は黄色い花が満開になり、場所によっては黄色い絨毯のようにも見えることも・・・

大和建設では鳥取西道路の保守工事を行っていますが、切土や盛土の法面に群生しているのを見ると圧迫感さえ感じます。

 

 

ただ、調べてみるとなにやら面白い一面も。

きっかけは、この花にミツバチらしき虫が来ているのを見た事でした。

 

これ、はちみつが取れるんですね。

 

カナダの方では「ゴールデンロット」と呼ばれる品種の花で、とても効用の高いはちみつが取れるそうです。

そして味もとても良い。

こんなに一杯咲いてるのだから、日本でも最近はゴールデンロットのはちみつをとっているに違ないと思い調べてみましたが、

近場には全然売っていません。

「セイタカアワダチソウはちみつ」もなければ「ゴールデンロットはちみつ」もありません。

 

なぜ?と思ったのでしたが、その理由を知って納得してしまいました。

 

このはちみつですが、効用、味ともに素晴らしいとされるのですが、

 

とても臭い

 

という性質を持つそうです。

熟成させるなどの工程を得てようやく食べれるようになるそうで。

 

好奇心から海外産のゴールデンロットのはちみつを買ってみたのですが、

コクがあって熟成された感じの味がしたような気がしました。

(個人的にはレンゲはちみつやアカシヤのほうが癖がなく好みの味ですが、

いろいろな味のはちみつがあって面白いですね!)

 

最後に、このセイタカアワダチソウが群生する理由ですが、

実はこの花は、根から他の植物の成長を抑制する物質(アレロパシー)を出すことが知られているそうです。

 

ただし、この物質はある一定の濃度になるとセイタカアワダチソウ自身にも有効になるそうで・・・

いま現在セイタカアワダチソウが群生している場所ですが、数年後には全く違う景色になっているかもしれませんね!

 

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