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鳥取市徳尾にある亀井堂様の手作りパン直営販売店が、2月1日にリニューアルオープンしました!

店名も『ぽるとがるスリフト店』から『亀井堂1903』へと改め、県産の木材をふんだんに使用したお店になっています!

 

店舗のリニューアルにあたり、弊社が設計施工をさせていただきました。

 

 

オープン以来、たくさんのお客様に来店していただいています!

 

テレビやラジオの取材もありすごい反響!!

 

 

皆さんもマイフライや亀井堂サンドイッチの名前を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

私にとっては亀井堂と言えば学校給食のパンとごはん!というイメージです。

そのくらい鳥取の人々に身近な亀井堂。

 

現在もサンドイッチをはじめ、ラスクやマイフライなど昔ながらの手作りパンを40種類以上販売されています。

 

今回、亀井堂5代目 地原社長様に取材をさせていただくことができました。

 

 

―「 亀井堂1903 」店名の由来を教えて下さい

「焼き立てパンのぽるとがる」店を展開したときに、食品ロス対策として前日焼きの残りパンを工場隣接のプレハブ「ぽるとがるスリフト店」で格安販売したのが、この店舗の始まりです。

この度、営業開始から20年以上経過し店舗の老朽化に伴い、店舗建替えに踏み切ることとなり、それと同時に、亀井堂に社名を戻し創業年(1903年)をつけて、「亀井堂1903(イチキュウマルサン)」と名付けました。

 

― 今回の店舗は木造を採用していただきました 

建替えるにあたりSDGsへの取り組みの一環として地元の企業や職人さん、建築材料を使用したいと思い、大和建設さんに相談したところ、木造建築を薦められました。

また、木材を使うことで二酸化炭素の排出を抑えることができるので環境にも良いと思い木造で建築することにしました。

内装も木材の表面のままで、来客者が木のあたたかさを感じられる「くつろぎ空間」を作り、転倒した際のケガの低減にもつながると考えています。

 

 

今回の建物に使用した木材は全て県産材を使用しています。

店内の床、壁、屋根板は杉を採用することで、あたたかみとやわらかさがあり、杉のいい香りがする空間となっています。

 

 

 

天井に見えている小屋梁は県産松を使用し、1本の松を大工さんが手加工で削りだしたものです。 大工さんのきめ細やかな技が光ります!

 

 亀井堂の人気商品「亀井堂のサンドイッチ」の売り上げの2%を被害者センター支援として寄付している理由を教えてください

亀井堂として何か社会貢献できることはないかと考えた際に県警本部広報課に紹介してもらった取り組みが「一部売上を被害者支援センターへの寄付」でした。

それまでは自動販売機での実施のみでしたが、亀井堂では商品にシールを貼っての寄付型商品を提案し、実施しています。(県内初の寄付型商品第1号)

 

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店舗場所

鳥取市徳尾112 工場敷地内

℡ 0857-22-2100

 

地原社長、取材にご協力いただきありがとうございました!

 

最後に設計・施工を担当した所長から一言

この建物を建てるにあたり、設計の段階から携わらせていただくことができ、とても思い入れのある建物となりました。また、新店舗をオープンするにあたり、お店を訪れたお客様からの評判も上々ということで、大変嬉しく思っております。

このような、地元の皆様に慣れ親しんだパン屋さんを手掛けさせていただくような機会はめったにないことだと思いますので、とても貴重な経験をさせていただきました。亀井堂様、誠にありがとうございました。

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