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社員ブログ

若桜町研修会に参加して

今回は鳥取県建築士事務所協会東部支部(一木会)・鳥取県建築士会東部支部 合同で開催された研修会に参加しました。

 

 

今年8月に重要伝統的建造物群に指定された若桜町若桜地区および三百田住宅などと、若桜駅ほか多くの駅舎やプラットホーム等の関連施設23か所が国の登録有形文化財にしている若桜鉄道とあわせての視察研修でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AM9:45 若桜線「八頭号」に乗り出発

 

 

 

 

 

隣のホームには「瑞風」が停車中でした
こっちのほうがいいな~なんて

 

 

 

 

 

途中で、隼駅が聖地になっているスズキの隼がラッピングされている「隼号」にも会いました

 

 

 

 

 

登録有形文化財に指定された「若桜駅」

 

 

 

 

 

若桜駅にある「わかさカフェ」いい感じ

 

 

 

 

 

若桜駅待合室
 

 

 

 

 

皇室仕様に塗装されているSL「C12167」昭和13年日本車両製
8年車検で、車検代1億5000万円かかるそうです
 

 

 

 

 

運転室内は機械・メーターだらけ
1万円払えば実際に走らせことができるそうです
 

 

 

 

 

若桜町若桜伝統的建造物群保存地区の研修
 

 

 

 

 

昼食は「とんかつdining café 新ARATA」
カリヤ通りにある125年前の古民家を改装したお店
 

 

 

 

 

若桜町吉川地区で育てた吉川豚を使った上ロースカツ定食、とってもおいしかったです
 

 

 

 

 

県指定保護文化財「三百田氏住宅」
若桜町吉川で古くから庄屋の家で、昭和58年に寄贈されました
播州赤穂の大工によって建てられた、江戸時代中頃の建築様式を窺うことができる貴重な古民家です
 

 

 

 

 

若桜町指定有形文化財「若桜町歴史民俗資料館」
若桜の中心街にあった「合資会社若桜銀行」の建物として、明治40年に創建されたもので明治時代の典型的な土蔵造りです
 

 

福助が鎮座していた

 

 

 

 

 

国登録有形文化財・土木学会選奨土木遺産「若桜橋」
昭和9年7月31日完成
鉄筋コンクリートでつくられた長さ83.3m、道路幅5.5mのアーチ橋
工事費は昭和9年当時で約4万6千円(現在の金額で1億5千万)
 

 

 

 

 

昭和おもちゃ館
レトロなおもちゃ、駄菓子がいっぱいありました

 

 

 

 

 

若桜民工芸館(築100年の古民家を改修、土鈴2000点展示)の庭
素晴らしい庭でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、若桜をテーマに登録有形文化財に指定された若桜鉄道を使い、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が監修のもと改修された待合室等、レトロな雰囲気の中で時代にマッチした若桜駅を視察。

 

そして、今年8月に重要伝統的建造物群に指定された若桜町若桜地区の研修及び視察、次に県指定保護文化財三百田住宅などを巡り、カリヤ通り・蔵通り等伝統的な街並みの保護の重要性、木造建築、また匠の技のすばらしさを、また、国登録有形文化財「若桜橋」を視察により、いつも車で何気なく通っている橋の美しさ、重要性を改めて感じました。

 

いろいろと為になり、楽しめる部分が多いのでまた企画して行ってみようと思います。