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軽量盛土工法での災害復旧工事の紹介

今回は土木現場の紹介をします。

鳥取市鹿野町河内で施工している鳥取県発注の災害復旧工事現場です。

まずは現場の全景写真を紹介します。

 

着手して間もない令和2年9月頃と

 

 

工事が進んだ令和2年12月頃の全景写真になります。

崩落した道路を元通りにしています。

 

 

この工事の大きな特徴として、盛土材料として発泡スチロールを使っているんです。

 

 

なんと通常使用する土砂の約1/100 の重量しかありません。

 

 

 

 

上の写真が発泡スチロールを使った盛土の全景写真になります。

発泡スチロールの規格は、1つにつき幅2m×1m、厚さ50cm、重さ20kgです。

この発泡スチロールを使った盛土工法は、軽量盛土工法と呼ばれています。

 

軽量な盛土材料を用いる事により、支持地盤への荷重を大幅に軽減できる為、

軟弱地盤地帯に適した工法になっています。

 

当現場は発泡スチロールブロックを750個(750m3)以上使用する予定なので、

土砂の場合1500トンの重量に相当しますが、発泡スチロールの場合15トンしか荷重が掛からないことになります。

 

普段走行している道路の中には、発泡スチロールで出来ている所もあるんですね。

ということでもう少し施工が進みましたら、最新の状況と、

発泡スチロールを使った作業状況を紹介したいと思います。

お楽しみに!